以前展示していたBMW HP2 SPORTです。
オートバイのブログも見たいというリクエストを頂いたので、以前のブログ記事を手直ししてアップします。
以前のブログ記事です→HP2 Sportに試乗してきました。発売前にこの様な形で乗せていただきまして、モトラッド京葉の皆様と雑誌BMW BIKESの皆様ありがとうございます。
スタンドを上げて車体を起こすと「か・・軽い」、その日はK1200Sで乗り付けていたので重量差50kg! 軽いはずだー。シート高はヤマハのR6より若干低いがやはり高い、ただ車体が軽く低重心なので、短足の自分でも何とかなりそう。
それにこの試乗車のタイヤはカタログのメッツラーRACETECから、普段乗っているK1200Sに履いているタイヤと同じミシュランのパイロット パワーに変わっていて自分的にはOK。
エンジンはセルであっけなく目覚め、軽いクラッチを握りギアをローへ、通常のボクサーエンジンのつもりでクラッチをつなぐとストールはしないがややもたつく(エンジンは明らかに高回転型で、試しにアイドリング状態で素早いブリッピングをするとぐずりぎみ)。
ただこのバイクの性格上こんな意地悪は全く無意味で、スルッと入るミッションと、アシストクラッチを使い、高回転まで回して乗ると・・・別世界が待っている。
BMW特有のコンパスで描いたようなコーナリングも得意、もちろんそこから曲率を変えることもOK! それにこのジャンルのバイクの苦手なタイトコーナーもくるっと回ります。
GPダッシュボードは全く使い方が解らなかったが、使いこなせばラップタイム、各種モード変更、GPSトラッキング、データーロガーなど多々装備されている。ちなみにこのGPダッシュボードは、K1300にも付けられるが¥300000-オーバーだ。
試乗車にはABSが装備されておらず、若干リアのロックが気になったが、5月販売の日本仕様は全車ABS付きで出荷されるので一安心。
一人乗り仕様の前後のオーリンズは、柔らかめの設定で若干路面のギャップを拾うが乗りやすい。ただテレレバーがブレーキングで沈む設定らしく、低速で強く効かせるとテレスコの様にカックンと沈むので、BMW乗りは注意が必要かもしれない。ただ高速時のストッピングパワーは流石!! ブレンボ!! ラジアルマウント!!
乗って良し、見て良しのHP2 Sportはシート下までカーボンで固められ、高級感いっぱいで所有感を満たす。気になってる方はまだ数台有るそうなので、モトラッド京葉(担当O川さん)に急げ。